松本市 H邸 引継ぐ家
元設計:U氏
設計監理(実施設計~設計監理):原田建築工房
施工管理:原田建築工房
描きかけの図面を携えて来社頂いたお施主様。このプロジェクトとの出会いはそこからでした。
設計図面は設計士のご兄弟と計画した内容で、設計意図や想いを強く感じるものでした。
ご依頼は弊社にてその設計を引き継ぎ、予算内で実施設計監理・施工管理してほしいとの内容でした。
ご予算に合うように新たに作図・設計変更かつ、元設計図の設計意図は生かしつつ必要な箇所は設計提案し、お施主様のご希望を1つ1つ確認しながら実際工事の内容を決定していきました。
外構設計は1からのご提案で、建物を際立たせるようにシンプルでスッキリに、敷地の立地に合うような配置計画としています。※植栽工事はこれからです。
弊社が携わったのは1年に満たない期間ではありましたが、お施主様としては住宅完成まで数年間の時間経ているため、感慨深いものであったと思います。
お施主様のご希望・元設計意図・弊社の設計及び作り手としての想いが合わさり、うまく納まったと思います。
お施主様が楽しみにしているお庭づくりも今後期待です。
■外観1 植栽工事はこれからなので、緑が入るのが楽しみです。
■外観2 カーポートからもぬれずに玄関ポーチにアプローチできます
■外観2夜景
■外観3 隣の敷地のトウモロコシ畑とのコントラストが綺麗です。
■外観3 夜景 建物の表情が豊かです。
■玄関ポーチ 塗り壁の印影 ピーラーの建具の木目と色の美しさ 針葉樹軒天模様でアクセント
■内部玄関 ナラの玄関平框にセンのフローリング 思いがけず上質なナラの框が手に入りました
■玄関扉側 繊細なピーラーの玄関ドアに対して、素材感ある杉の羽目板でアクセント
力強いサワラ板の造形を生かして、上質な塗装で玄関の顔となる無垢カウンターとしました。
■玄関ポスト
■下足棚
■トイレのカウンター トイレにも重厚感のある無垢板を入れました。
■リビング・PCコーナー PCコーナーは梁を表しとしました。
多様な木材を使っています。
柱:桧 梁:米松 集成材:赤松 内部建具枠:栂 フローリング:セン 面材壁:シナ合板 階段:ゴム 建具:ピーラー
■リビング ここだけ贅沢に平屋です。 天井高さは2.9mとしたので、開放感があります。
■リビング 玄関からリビングにかけて珪藻土吹付です。やわらかい陰影です。
■TV台 杉のハギ板 木目と色がとても綺麗です。
■PCデスク 若草色のビニルクロスの下地に鉄板を挟んであるので、磁石を使って掲示板使いができます。
■キッチン ご予算がある中、ご希望のキッチンとなるように作り方悩み抜きました。
職人の苦労もあってカタチとなりました。造作工事でやり遂げました。
既製の人工大理石の天板の組み合わせうまくいきました。
コストを抑えながらも上質なキッチンとなったと思います。
ダイニングテーブルも兼ねることができます。
■キッチン
■キッチン 右手足元食洗器
■キッチン
■キッチン
■キッチン収納 勝手の良い建具がそれぞれつきました。
■キッチン収納
■ダイニング収納
■既製品スライドワイヤーラックを加工して取付ました。
■洗面脱衣室 新素材モルテックスの天板が映えます。鏡も大きく贅沢なつくりです。
■物干し 高窓を開放して2本の脱着可能パイプで物干しできます。
■洗面脱衣室建具
■折りたたみ台 洗面脱衣室機能的に仕上がりました。
■階段 シナ合板の壁に圧倒されます。
■階段手摺 手摺は既製品を使いがちですが、今回は手摺の受け金具からディティール設計しました。
■2階階段~廊下 立体感と素材感がうまく出ています。
■階段見下ろし 上から見ると素材の移り変わりが素敵です。
■スキップフロアから見下ろし
■寝室 スキップフロア 登り梁の架構を生かして勾配天井としました。
間接照明がこの部屋の特徴である勾配天井のシナ合板を効果的に照らします。
■間接照明
■子供部屋南
■子供部屋北 青のアクセント間仕切り壁は将来のライフスタイルの変化に合わせ、
撤去しやすく、撤去後子供室2部屋が1部屋となったときを想定して、床壁天井を傷つけないような仕組みとしているので、
将来仕上げをやり替える必要が無いようにしています。
■ウォークインクロゼット
■2階トイレ